『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004) を観た。
評価:☆☆☆★★
あらすじ
重大犯罪者が収容されているアズカバンから殺人鬼シリアス・ブラックが逃げ出したというニュースが魔法界に広まる。ホグワーツには危機から生徒を守るため、ディメンターという闇の生物が送られてくる事態までになった。そんな中、ある夜にハリーたちはシリウスに遭遇し、意外な真実を知ることになる...
さらっと語られる重大な過去
ハリーの親世代の話が明らかになる本作。小説版に比べるとポッター、シリウス、リーマス、ピーターの関係性の話が1シーンの間でさらっと語られるので映画から入った人は少々理解が追いつけないかもしれない。
他にも逆転時計や忍びの地図、ホグズミード村といった重大な要素が登場するのだが、サブエピソードが省略されてしまっている分、あんまり印象に残りずらいな...と感じてしまった。
守護霊の魔法
本作の見どころでもある逆転時計での伏線回収のラストシーン。ハリーが魔法でディメンターを撃退するシーンは小説版を読んでいてもなるほどな、と納得した覚えがある。映画では守護霊の魔法が神秘的に表現されていて良かったと思う。