映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007)を観た。
評価:☆☆☆★★
あらすじ
前章のラストでヴォルデモートの復活を目の前で目撃し、死の淵から生還したハリー。ホグワーツでもダンブルドアを始め、多くの生徒が「名前を呼んではいけないあの人」の復活を信じる一方で、魔法界の政府とも言える魔法省の立場はそうとは言えなかった...
グリモールドプレイス12番地
ヴォルデモートの復活に対して策を講じない魔法省に対して、ホグワーツ教師人のメンバーで結成されたのが不死鳥の騎士団。
そして組織の本部がロンドンのグリモールドプレイス12番地にあるのだが、小説で隠れ家に入るシーンが正直全く想像できなかったので、実際に映像にされたのを見ると面白い (こんな感じだったのか...)。ナイトバスといい、現実世界以上の現象を中々想像できない読者にはとても助かる。
大人びた少年・ハリー
冒頭のダドリーを見て年頃のいじめっ子らしくなったなぁと思った。
ハリーの方もヴォルデモートと死喰い人との戦いに備えて魔法の実践練習を指導する様子を見ると成長したな、と感じさせる。作品を通して子ども時代から少年時代への移り変わりを観れるのもこのシリーズの面白いところだ。